読書の広場


「青田から飯になるまで水加減

田んぼで米を育てるにも米を炊いてご飯にするのにも
水が大事な役割を果たしている。
青田の段階から、水の過不足が収穫量を左右し
収穫した米を炊くにも水加減が大事。
米と水は切っても切り離せないことを言っていることわざ。




 私のおすすめの本 




 読書好きな仲間から本の紹介コーナーです

「成瀬は天下を取りに行く 」

宮島未奈 著   集英社






主人公は成瀬あかり、中学2年の夏休みから高校までの話。 ある種破天荒な、と同時に真っすぐさに惹かれ、また敬遠したくもなる不思議な少女である。

滋賀県大津市の西武デパートが44年の歴史に幕を降ろす。8月31日閉店。

成瀬は夏休みの1か月間を、西部ライオンズのユニホームでデパートに立ち続ける。

何のためにかと思うが、物心ついたときからそばにあったものへの愛着と敬意に対し、見届けることで筋を通したかったようだ。

読みながら自分の14歳のころをどうだったか思い出そうとしたが、あれ、浮かばない。あのころどんな思いを持っていたかなぁ。

主人公はとにかく頭が良い。テストでは500点満点を取るという。満点にはならなかったがそれに近い。

高校入学では坊主頭で登場する。女子が坊主である。同じ中学からの友達は知らないふりをする始末なのだ。

なぜ坊主にしたかったのか、3年間で髪の毛がどれほど伸びるものか知りたかったから。それだけである。

成瀬はやってみたいことをやっていく。知りたいことを知りたいと思う。それを100個やると言っている。

『たくさん種をまいて、一つでも花が咲けばいい。花が咲かなかったとしても、挑戦した経験はすべて肥やしになる。』と。

本はシリーズで、続編は「成瀬は信じた道を行く」最近作の第3作は「成瀬は都を駆け抜ける」で完結している。

大人であっても、読んでいてすかっとする。そして、応援したい気持ちでいっぱいになるのであった。







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